D.C.S.S. ～ダ・カーポ セカンドシーズン～ 第７話「すれ違い」

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「2年ぶりの再会で、幸せいっぱいのふたり……のはずだったが、朝倉家に住み込んでいるアイシアを見た音夢は逆上。たちまち大ゲンカとなり、結局音夢は美春の家で一晩過ごすことになってしまう。純一も怒ってはいたが、今日の男子身体測定を音夢がすることを杉並から聞くと、心配でいてもたってもいられなくなり……。」

朝、目覚めた音夢は隣で美春が寝ていることに気づく。
それは、純一と喧嘩をして家を出てきたからだった。
家に戻ってきた音夢は、中に入ろうとする。
が、アイシアが純一を起こす声が聞こえ、扉を開けようとする手が止まる。
アイシアが出てくると分かり、咄嗟に草陰に隠れる音夢。
しかしアイシアに見つかってしまい、その上泥棒呼ばわりされてしまう。
アイシアや純一の言葉に怒った音夢は、また家を出て行ってしまう。
学園に着いた純一は、今日の男子の身体測定は音夢が担当すると、音夢は純一が思っている以上に生徒たちから人気があると杉並に聞かされ、心配になる。
見え透いた嘘をついて純一が教室を出た後、それは噂だと明かす杉並。
早速保健室へ向かう純一。
が、音夢の担当は女子の身体測定。
すぐに部屋を追い出される。
音夢に話があって来たと言うが、音夢は信じない。
心配していると言おうとすると、昭島先生が次のクラスがあるぞとやってくる。
衛生に気をつけるようにと注意する意味で音夢の髪に触れる昭島先生。
それを見て微妙な気持ちになる純一。
そんなやり取りを陰から見ていたことり。
女子の身体測定が進む中、ことりは音夢に純一のことを聞こうとする。
が、既に仲直りはしているはずだという眞子。
杉並の話を聞いた後、とても心配して教室を出たという。
それを聞いた音夢は、さっきの純一が何を言おうとしていたのかを理解する。
そして音夢は純一を許そうとするのだった。
しかし昼休み、純一を捜すがどこにもいなかった。
屋上にいた純一は、昭島先生と音夢の関係を明らかにしなければと思う。
保健室へ行くが、誰もいない。
音夢が戻ってきてしまったため、あわててロッカーに隠れる純一。
昭島先生も戻ってくる。
ついたてを通して、音夢と昭島先生とのやり取りを見聞きしている純一。
音夢の髪留めをはずそうと、顔を近づけたのをキスだと勘違いする純一。
そして音夢の言葉で完全に誤解するのだった。
帰り道、純一を見つけたアイシア。
しかし純一はまともな反応を示さなかった。
仲直りするつもりでいる音夢は、夕飯の買い物をしてから帰る。
八百屋では、音夢がいない間純一はずっと寂しそうだったと聞かされる。
夜になっても帰らない純一。
アイシアには先に帰れと言うが、困っている人を見捨ててはおけないと言うアイシア。
その後、夕飯の買い出しを済ませ家に戻る。
仲直りをするつもりだったため、笑顔で出迎える音夢。
冷めてしまったシチューを温め直しながら、看護学校では料理の勉強もし、食べられるようにはなったから味見ぐらいはして欲しいという音夢。
それを聞いて、また怒りがこみ上げてくる純一。
保健室でのキスのことを追求するが、純一に誤解された音夢は涙してしまう。
話そうとしていたのは、純一と仲直りするつもりだったと言う音夢。
もう一緒にはいられない、と泣きながら家を出て行くのだった。