D.C.S.S. ～ダ・カーポ セカンドシーズン～ 第６話「美春への手紙」

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「登校時、下駄箱前にいた純一のところまで驚くほどの絶叫がこだました。声の主はなんと美春。絶叫の原因は下駄箱に一通の手紙が入っていたことだった。はじめは困惑していた美春だが、中身を読むとバナナに反応しなくなるぐらい幸せそうに呆けてしまう。純一たちはラブレターをもらったのかと美春をはやしたて…。」

天気の良い日に早起きした美春。
こんな日は何か良いことがあるんじゃないかと思う。
そのころ学園では、昭島先生が美春の下駄箱に手紙を入れるのだった。
純一やアイシア、ことり達といつものように登校する美春。
下駄箱で純一達と別れるが、大声を上げてしまい純一達が戻ってきてしまう。
それは音夢からの手紙だった。
美春がラブレターをもらったのだと勘違いした純一は、授業中もずっとその事を気にしていた。
美春もまた、音夢からの手紙を気にして授業に集中できないでいた。
昼休み、調理実習で作ったプリンをみんなにおすそわけすることり。
せっかくなので、とバナナ味にしていた。
しかし肝心の美春がバナナに反応しない。
美春はラブレターをもらってそれどころじゃないという純一。
美春は否定するが、手紙の中身を言えないがためにみんなから質問攻めにされてしまう。
手紙を無理矢理取ろうとする眞子達から逃げる美春。
美春の持っている手紙を読めればみんなが喜ぶ、とアイシアが行動を起こしてしまう。
なんとかしてそれを阻止しようとする純一。
が、二人して階段から落ちてしまう。
昭島先生に手当をしてもらう二人。
二人が階段から落ちたと聞いてとんでくる美春。
ふいに昭島先生と目が合ってしまい、意識する美春。
すると昭島先生は美春を呼んでカーテンの奥へ。
その様子から、美春にラブレターを送ったのは昭島先生だと思いこむ純一とことり。
美春に恋人が出来るとは、と言う純一。
恋人が出来ると嬉しいと言う言葉を聞き、純一に恋人はいるのかと聞いてしまうアイシア。
その言葉に純一もことりも動揺してしまう。
次の日、全校集会で昭島先生が話している時に美春を見てしまう純一。
その姿に、純一が何か知っているんじゃないかと思い問いつめる工藤、眞子。
そのやり取りを沈めるように、うるさいと注意したのは白衣を着た音夢だった。
今日から保険医として学園にやってきたのだという。
音夢が戻ってきたことに喜ぶみんな。
しかしことりは驚きながらもショックを隠せず、純一もまた言葉を失っていた。
二人の事を知っている杉並達は、純一に音夢に会いに行けばと促す。
しかし純一は怒って教室を出て行く。
昼休み、昭島先生の誘いを断る音夢。
と、入れ違いで美春がやってくる。
屋上ではいつものようにみんなが集まっていたが、そこに純一の姿はなく空気は重かった。
音夢は美春と昼食を楽しんでいたが、純一が来ないことを気にしていた。
放課後になっても純一は保健室に来なかった。
ふと扉が開き、振り返る音夢。
しかしそこにいたのは眞子だった。
純一が途中で帰った事を聞き、学園を飛び出す音夢。
純一を見つけ、待っていたのに何故一人で帰ったのかと尋ねる音夢。
しかし純一は自分には連絡が無かったことを怒っていた。
純一を驚かせようとしていた音夢の気持ちを知らないはずもなく、純一は意地になりながらも音夢を抱き寄せる。
そんな二人の様子を遠くから見ていたことり。
二人で家に帰る音夢。
が、家に戻ってみると知らない人がいる。
アイシアのことを知らない音夢は、純一が浮気でもしてたのかと思い家を飛び出してしまうのだった。