俺の妹がこんなに可愛いわけがない
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑤


感想
桐乃が帰ってきたー!

前巻の最後で、メインヒロインであるはずの桐乃が海外へ行ってしまうと言うまさかの展開になっていた、その続きから。
しかも黒猫が京介の後輩として同じ高校に入学してくると言う、こちらもまさかの展開でした。

第一章。
黒猫との出会い(?)と、新しい学年の始まり。
そりゃいきなり入学してきたら驚きますよね。
麻奈実に聞かれて、本名を知らないことに今更気付きますし。
黒猫の名前は五更瑠璃。
意外に可愛い名前じゃないですか(ぇ)
でも黒猫にしては、京介が聞いたらあっさり答えましたね。
まぁ隠しても調べればすぐに分かりますけど。
もうちょっと焦らすかと思いました。
で、相変わらずの態度を取る黒猫なので、クラスで友達が出来るはずもなく。
廊下掃除すら他の班員から押しつけられてしまうと言う始末。
放課後はバイトやらで忙しいから部活にも入らないと言うし。
当然、京介は黒猫のために何とかしてやろうと思うわけです。
黒猫や沙織は京介の家に普通に遊びに来るようになりましたね。
桐乃がいなくなっても、京介や黒猫、沙織がお互いを友達だと思ってるからこそでしょうか。
もちろん黒猫は照れ隠しで口にはしませんが。
部活勧誘で黒猫の目に留まったのは、ゲーム研究会。
デモとして置いてあった、部長が入部テスト代わりに作ったシューティングゲームを黒猫はあっさりとクリア。
おかげで部員の真壁君から勧誘されることに。

第二章。
そんな黒猫が友達を作れるようにと、とりあえずゲー研を体験してみることを薦める。
行ってみると、なんとゲー研の部長は、京介が桐乃に頼まれてエロゲを買いに行ったときに痛チャリを貸してくれた人でした。
知り合いともなれば話は早い。
ゲー研は幽霊部員も多く、活動も適当ですが、真面目にゲームを作ろうとする人もいるわけで、資料や機材だけは立派なものが揃っている。
それを自由に使えると言う点で、黒猫は惹かれます。
そして京介とともに入部することに。

黒猫が一人で廊下掃除しているのを見つけ、麻奈実と一緒に勝手に手伝う。
でもそれは黒猫の反感を買うことになってしまい。
京介が黒猫の世話を焼くのは、黒猫に桐乃を投影しているから。
自分は桐乃の代わりじゃないと怒ってしまいます。
まぁそりゃそうでしょう。
面倒を見てくれてるのかと思えば、妹の姿を映されていただなんて分かれば誰でも怒りますよ。

そしてゲー研には女子部員は見たところいない感じ。
黒猫の友達を作ろうとした京介の考えは失敗に終わるのか?
でも真壁君に聞いてみると、黒猫と同じ1年に赤城さんという女の子がいるらしい。
彼女の名前は赤城瀬菜。
アキバへエロゲを買いに行ったときに、同じく妹にBLゲーを買わされていた赤城浩平の妹。
瀬菜とは部活の新歓会で初顔合わせ。
どうやら黒猫とは同じクラスらしく、黒猫の態度が気に入らない様子。
京介のとっさの考えのおかげで、一悶着あったあとにとりあえずは和解(?)した様子の2人。
そして京介も黒猫に謝り、桐乃の代わりではなく黒猫のことを気にしていると打ち明けます。

第三章。
部長の提案で、黒猫と瀬菜が協同でゲームを作ることに。
黒猫は同人で色々とやっているし、瀬菜は元々プログラミングを勉強するために入部している。
将来はゲーム会社で働きたいということで、色んな事が出来るらしい。
まずはどんなゲームを作るか、黒猫と瀬菜が自分で作っているゲームをプレゼンすることに。
プレゼンの内容や資料自体は瀬菜の方が良かったが、投票により黒猫のゲームを作ることに。
結果に納得いかない瀬菜は部室を飛び出し、そのまま部活には参加しなかった。
京介と2人でゲームを作るも、締め切り直前で修正不可能なバグが見つかる。
このままでは間に合わないと分かった黒猫は、教室で、瀬菜に向かって、頭を下げる。
クラスには友達もおらず、普段からほとんど話さず、ある意味ではライバル関係にある瀬菜に向かって。
そんな黒猫の勢いに負けた瀬菜は、黒猫と一緒になり、修正するどころかさらにレベルを上げたゲームを作り上げる。
コンテストでは落選したが、黒猫と瀬菜の仲が良くなったことに京介は満足するのだった。

第四章。
留学してから誰にも連絡をしなかった桐乃から、京介の元に一通のメールが。
内容は、自分のコレクションを捨てて欲しいと言うもの。
真意が分からずどうして良いか分からない京介は、黒猫に相談する。
その返事は、素直になれ、と言うもの。
黒猫に背中を押され、京介はロサンゼルスの桐乃の所へ。
桐乃と一緒にエロゲをやりに来た、と理由をつけつつ。
そして京介は本題を切り出す。
それは、桐乃の陸上の結果が芳しくないこと。
桐乃がみんなに連絡をしなかったのは、自分に甘えたくないから。
コレクションを捨てて欲しいと言ったのも、ある意味では使命感から。
陸上で結果を出せないだけでなく、ここ最近は体調を崩しがちなこと、そして今の自分の本当の気持ちを考え、京介は桐乃に本心を明かす。
黒猫やあやせが心配しているという、嘘ではないが建前的な理由は抜きにして、京介自身の本心を。
結果、桐乃は留学を諦め、途中で帰国することになるのだった。



いや、良かった。
本当に良かった。
何が良かったって、そりゃ桐乃が帰ってきたことですよ。
メインヒロインがいなくなるとかあり得ませんって。

黒猫ルートとか沙織ルートとかあり得ないだろ、と、前巻の最後ではそう思っておりました。

黒猫がマジ可愛いんですけど…

何この、良い意味での裏切りは。
素直になるとかびっくりですよ。
257~264ページあたりの黒猫は別人か、おい。
え、しかもあの「呪い」は何?
もう完全に黒猫フラグ立ってね?
これは次巻以降で何かしら起こりそうな感じですね。
と言うかこの5巻はそのための話でしょうし。

5巻を読めば、私みたいに桐乃が好きな人でも黒猫を気に入ると思いますよ(笑)
元々黒猫ファンの人はさらに好きになるかと思います。

この作品の表現の仕方なんですが、また新たなことにチャレンジしてますね。
以前から、作品名や企業名など実在するものを、一文字替えるとか伏せ字にするとか、そう言うことをせずに固有名詞をそのまま載せてくることは有名でしたし、今回も続いてます。
でもそれだけでなく、今回は顔文字やAAまで本文中に出てきました。
さらには、文字のフォントを大きくしてみたり小さくしてみたり太字にしてみたり、と色々とありますね。
ドラマCDやアニメになれば伝わらないことですが、文字で表現する小説だからこそ出来ることかなと思います。
他のラノベにはあまり見られないので、それもこの作品の特徴かなと思います。

表紙をめくったところにあるカラーページでは、1巻表紙のポーズをとった黒猫の姿。
この5巻は完全に黒猫回ですから、「俺の後輩がこんなに可愛いわけがない」という標題も正解でしょう。
その裏にあるのは真壁君による部長と瀬菜の解説。
これは本編を読んだ後に読んだ方が分かりやすいと思います。
それにしても真壁君も面白いキャラでした。
部長よりも立場が上な気がしますね、発言的に。

で、主軸(?)となる、京介自身の考え方。
桐乃がいなくなって寂しいと言うことを最初は自覚していなかったものの、黒猫との流れを通して自覚するようになりました。
それよりも、黒猫や沙織、あやせのことを、桐乃の仲間だからと言う理由ではなく、本当の意味で自分の大切な人だと思ってることが強く描かれていたように思います。
いわゆるお人好しタイプというか、何というか。
麻奈実への感情とはまた別の感情ですね。

あと、この5巻で気になったところがいくつか。
一番気になるのは、黒猫の応援があった後に、家に親父がいた理由。
何でなんでしょうね。
しかも旅行の準備も完全に整ってるし、すぐに行ってこいと言うし。
何か理由があるような気もします。
桐乃が体調を崩していることも知っていたようですし、桐乃は両親にだけは連絡していたのでしょうか。

それから、麻奈実とあやせが繋がっていたこと。
携帯の電話番号ぐらい、とは思いますが、あやせが麻奈実のことをお姉さまと呼んでますよね。
と言うことは少しぐらいは仲良くなっていると言うことでしょう。
もしかしたらあの夏コミでの事件の相談でもしてたのかなーと思ってみたり。

最後に、黒猫の言う「用件」とは。
自分のことを報告したのは、京介が酷く沈んだ顔をしていたからでしょう。
桐乃からのメールの内容を聞いて、背中を押すために言ったことだと思います。
もしかしたら、部活に入ってあれだけ頑張ったのも、早く桐乃の元に行って欲しかったからかもしれません。
ただ、「用件」ってこの報告のことじゃないですよね、多分。
京介が来たときに言いづらそうにしていたところから見ると、もしかしたら告白では?とか思ってしまうんですが、さすがにそれは早すぎですかね。
でも最後の「呪い」もあるしなぁ…
まぁそれはおいおい分かるでしょう。

と言うことで、5巻のベストショットは黒猫@263ページと桐乃@271ページ。
他にも気に入ってる挿絵はありますけどね。

それにしても、腐女子ってあんなにすごいんですかね(汗)
私の知り合いにも何人か腐女子はいますが…
フォークとスプーンなんて初めて聞いた気がします…

そんなわけで、俺の妹がこんなに可愛いわけがない、とか言いつつ、妹がいないと寂しいと分かった京介の話でした。
次巻はコメディらしいので、また期待したいと思います。
主に桐乃と黒猫に。
あと、瀬菜の暴走に(笑)
テーマ:ライトノベル   ジャンル:小説・文学
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