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咲 -saki-　第１８話「繋がり」

お姉ちゃんと仲直りして…また家族一緒に暮らすんだ

タイトルからして、３人が衣の支配から逃れやる気を取り戻すところまで行くと思ってましたが、まさか８０００オールまで行くとは…
いくら何でも展開早すぎませんか？
今回で原作の６巻の半分を消費しました。
次回のＢパートぐらいからは原作を超えてしまうでしょう。
と言っても原作はまだまだ終わらないでしょうから、おそらくアニメオリジナルの展開になるとは思いますが。

さて、そんなわけで今回は色々と展開が。
まずは華菜の見せ場から。
「リーチせずにはいられないな」、「そろそろまぜろよ」と華菜の名言(？)が飛び出します。
配牌で最終形を予想して、その通りにいかないことも多々ありますが、さすがにこれは配牌では予想出来ないかと…
もちろんツモ次第ではチャンタ系も狙いますが、純チャン三色どころか一盃口もついて、そんな綺麗な手を張ったことなんて過去に１度あったかどうかです。
しかも一発ツモで裏３、信じられませんね(笑)

対するゆみは６ｍ単騎。
ダブ東をカンしてドラを増やすのは、あの点差からすればやりたいところです。
が、親がダブ東をカンすれば警戒されて和了れなくなりますからね。
それがゆみ自身の言う臆病というところでしょうか。
待ちを単騎にしたのもそのせいかもしれません。
筒子を２回鳴いたことと、４枚目の東をツモ切りしたことで役牌バックや染め手気配を見せておきながら、違う色の単騎待ち。
点差が無い状態なら素晴らしい戦術ですが、これを逃げていると自分で考えるところがゆみらしいところでしょう。

そして咲は「脱いでもいいですか？」(笑)
そりゃ誰が聞いても驚きますよ(笑)
で、調子を取り戻した咲は安手で進めます。
ツモのみ、リンシャンのみ、發のみ。
この点差と残り局数を考えれば、ありえないことです。
それこそ華菜が言うみたいに、役満やチンイツを狙わなければ逆転出来ませんからね。
１００符１飜だなんて珍しい点数を出すよりも、あの手ならチャンタや三暗刻だって狙えます。
裏ドラまで考えれば数倍高い点数に仕上げることだって可能な手でしたからね。

で、親番でまさかのリンシャン見逃し。
そして３連続カンからの親倍。
いやぁ、もう何を言ってんだか(笑)
和了りを見逃しだなんて、そんな余裕なことをしてる状況ではないですからね。
でもそれが出来るのが咲。
２０００点を一瞬で２４０００点に出来るんですから。
それよりもこの南３局、咲だけじゃなくてみんなおかしいですよね。
たった４巡や５巡でゆみはチンイツ一向聴、華菜は国士テンパイ、衣は倍満テンパイ。
みんな配牌やツモが奇跡すぎませんか？(笑)

そして最後。
衣の「逆転できると思っているのか？」と言う問い。
それに対し咲はあっさりと肯定。
あの状況と点差を考慮して、誰が自信満々に「うん」と言えるでしょうか。
確かに全国に行くには優勝しかないわけですが、それにしても残り４５０００点ぐらいをひっくり返さないといけないわけですからね。
普通の人ならもうかなり前から絶望してるはずです。

途中にあった優希の麻雀講座は、原作にはありませんでしたね。
大明槓からの嶺上開花は責任払い、と言うのはおそらく次の咲への布石なんでしょう。

咲の「家族」という言葉は衣に響いたようで。
と言うかなんであんなところで止めるんだ？
まぁ次回への演出とは思いますが。
そんなわけで、次回からは原作がありません。
その辺りも期待しましょう。