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俺の妹がこんなに可愛いわけがない
~インフォメーション~
Canvas2 ~虹色のスケッチ~ 第24話「


感動の大フィナーレ!

おめでとう、エリス!


菫「鳳仙さん、いいクリスマスを」
エリス「え?」
菫「メリークリスマス」

あなたの言葉で私は変われた。
だから、今度はあなたにも。
メリークリスマス。

朋子「サンタさんは、誰に奇跡を届けるのかな」
私にも、奇跡を届けてくれるのかな。
やっぱり、手術は怖いものだから。

霧「みんな未来に向かって動いていく感じ。浩樹も私も、なんてね」
この時は、信じてた。
今日は楽しいクリスマスになるんだって。
これでやっと、幼馴染から恋人になれるんだって。

麻巳「これ、クリスマスプレゼント」
今の鳳仙さんなら、赤い色もきっと大丈夫。

朋子「ずるいよエリスちゃん。次のクリスマスなんて、ちゃんと約束できないじゃん」
だって、私は、エリスちゃんとは違って頑張れないから・・・

浩樹「真紅の天使・・・」
エリスがこれを描いたのか・・・?
こんなにも赤い色を使って・・・

エリス「あたしの絵、見てくれた?」
浩樹「見たよ。素晴らしい絵だった。あんな天使、初めて見たよ。真紅の天使」
エリス「お兄ちゃんに褒めてもらえて、あたし嬉しい。その絵、お兄ちゃんにあげる」
浩樹「え?」
エリス「あたしからのクリスマスプレゼント。今までありがとう。これからはお兄ちゃんに甘えないで、一人で頑張って絵を描いていく。だから、お兄ちゃんも霧さんと、幸せになってね」
浩樹「エリス・・・」
エリス「お兄ちゃん、最後にもう一度だけ言ってもいい?」
浩樹「最後って・・・」
エリス「お兄ちゃん、大好き」

ごめんねお兄ちゃん、嘘ついて。
でももう私は、一人で頑張るって決めたから。
だからお兄ちゃんは、霧さんと幸せに。
大好きだよ、お兄ちゃん。

霧「ずっと、好きだった人と、初めてクリスマスを迎えるんです」
美容院にもきたし、準備はばっちり。
この髪型、浩樹は褒めてくれるかな。
可愛いって言ってくれるかな。

浩樹「俺が、お前に贈ってやれるのは、お前が、一番喜んでくれる、プレゼントは・・・!」
今の俺がエリスのためにしてやれることはこれしかない。
そして、俺も成長するんだ。
エリスと一緒に。
俺は、エリスのために絵を描くんだ。

浩樹「霧・・・」
霧「・・・何?」
浩樹「俺、今絵を描いてる」
霧「ほんと?浩樹が、絵を・・・」
浩樹「エリスが、俺のために、絵を残していったんだ。綺麗な、温かい、真紅の天使を」霧「エリスちゃんが・・・・・・浩樹、描いて」
浩樹「霧・・・」
霧「幼馴染だもん。子供のころから、ずっと一緒だったから。あたし、浩樹のことは、よく分かるよ。浩樹の絵が完成したら、お祝いしよ。クリスマスより、浩樹が絵を描くことの方が大切だもの。完成したら、電話して」
浩樹「ありがとう、霧」

私は、浩樹が好き。
だから、これでいい。
浩樹は、エリスちゃんと一緒にいる方が幸せなんだから。

霧「これから見送りに行くんでしょー?エリスちゃんによろしくー!」
辛いけれど、浩樹の前では笑っていたい。
浩樹を困らせたくないから。
そして、私と浩樹はまた、昔の関係に戻るだけ。

霧「大丈夫です。またちゃんと、幼馴染に戻ります」
それでも辛いものは辛い。
今は先輩である紫衣に甘えていよう。
浩樹がまた、戻ってくるまで。

朋子「じゃあ、行くね、エリスちゃん」
エリス「さようならは言わないよ。また、絶対に会おうね」
朋子「うん、絶対に。それじゃ」

友達であるエリスちゃんに、余計な心配はして欲しくない。
だってエリスちゃんも、頑張っているんだから。

麻巳「先生、それ」
浩樹「え?ああ、俺の絵だけど」
麻巳「先生の新作ですか?」
浩樹「そうだな、久しぶりに、筆が持てたんだ」
麻巳「・・・そうですか。急ぎますよ、先生」

嬉しいですよ、先生。
また絵を描いてくれて。
美術部部長として、そして、鳳仙さんの友達として。

可奈「待って、エリスちゃん。覚えてる?私の本。最初は、自分で、自分の気持ちに気付かなかった」
エリス「でも、いつからか、あなたのことばかり考えてた」
エリス&可奈「ずっとずっと、好きだったのに」
エリス「ちゃんと覚えてますよ」
可奈「エリスちゃん・・・」

私だって先生のことは好きだった。
でも私もエリスちゃんの友達として、エリスちゃんの恋を応援していたんだから。
直接ではなく、自分の小説を通して。

菫「鳳仙さん、もう少しだけ待って」
エリス「え?」
菫「私が歌を取り戻せたのは、鳳仙さんが勇気をくれたから。だから、今度は私が、鳳仙さんに勇気を分けてあげる」

最初は部員の前ですら歌が歌えなかった。
でもそこから救ってくれたのはあなたの言葉。
だから今度は私が、あなたに、勇気を。

浩樹「あ、そうだ、竹内」
麻巳「なんですか?」
浩樹「先生はやめだ。俺は美術部の顧問代理だけだからな。もう先生は無しだ」
麻巳「ずっと前から、その言葉を待ってました」

その時、俺の中で何かが変わった。
自分はやっぱり絵が好きだということ。
美術部の顧問であること。
そして俺は、教師を辞めてパリへ行く。
絵を描くために。

浩樹「エリス!!」
エリス「お兄ちゃん!お兄ちゃん!!」
浩樹「ごめんな、こんなに遅れて」
エリス「ううん、まだ十分間に合うよ。お兄ちゃん、メリークリスマス」
浩樹「メリークリスマス」

俺が描いた絵、それはエリスの描いた絵と対称になる青をモチーフとした天使の絵。
今の俺が出来る最大のことは、エリスのために絵を描くことだから。

朋子「さようなら、エリスちゃん。さようなら。病院のお兄ちゃん・・・」
昔、あたしが北海道の病院で入院していた時のこと。
あたしを元気付けようと毎日絵を描きにきてくれた少し歳の離れたお兄ちゃんがいた。
それは、今は撫子学園で美術部顧問代理を務めている、あの人。

慎一郎「はい、分かりました。3ヶ月だけの非常勤、喜んでお受けします」
浩樹がいない3ヶ月、代わりに美術教師を務めるのは自分。
浩樹も絵を取り戻し、今はパリで頑張っている。
また浩樹と一緒に、絵を描くことが出来るんだ。

エリス「取り戻したね」
浩樹「ああ」
エリス「この色を」
浩樹「この夢を」

私が両親を亡くした事故で失ったもの。
それは、赤い色。
俺が高校時代に部活で失くしたもの。
それは、俺の夢。
自分は絵の道で食べていくという、はっきりとした目標、夢。
だけど今は、色も、夢も、取り戻せた。
そしてこれからの未来を二人で描いていく。
無限の可能性を秘めた、真っ白なキャンバスに。


感動をありがとう、エリス!



Canvas2 ~虹色のスケッチ~
OPテーマ「プラスチックスマイル(虹色ギターVERSION)」 歌詞はこちら
EDテーマ「NA NA IRO」 歌詞はこちら


 
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Canvas2 ~虹色のスケッチ~ 第20話「マーマレード色の夕暮れ」

慎一郎!!そこで引くなよ!!

浩樹と一晩を共にしたにも関わらず、何も無かったことを紫衣に報告する霧。
普段はどうでもいいことしか話さない二人を叱咤する紫衣。

エリスは赤色を使った絵を描こうと、放課後の屋上で夕焼けを描いていた。

エリス「私、今度こそ、赤を使った絵を描けそうなんです。でも、いいモチーフが見つからなくて。赤いバラ、赤い夕日。今まで、赤をメインに絵を描くことなんて考えて無かったし」
麻巳「無理しないでね、なんて、優しいことを言うつもりは無いわ。早く、あなたの全てを出しきった絵が見てみたいから」

理事長代理が呼んでいると言う麻巳。
言ってみると、フランス留学の話だった。
決めるのはエリスだが、滅多に無い機会だし、考えて欲しいという紗綾。

浩樹がマンションに戻ると、ポストには慎一郎が個展を開くという知らせが届いていた。
それは当然霧にも。
慎一郎は霧に電話し、来て欲しいと言うのだった。

エリスが夕飯当番になると、ここ最近はオムライスばかりだった。
毎回変わるのはケチャップで描いた絵だけ。
しかし味の方も少しずつ良くなってきていた。

エリス「まずいの?」
浩樹「あぁ、違う。そうじゃなくて。むしろ、だんだん上手くなって。お前も、こうやって巣立っていくんだなぁって。」
エリス「お兄ちゃんじゃなくて、お父さんみたい。その発言」
浩樹「え?」
エリス「それに、そんなの、まだ先だよ」

エリスはパリ留学のパンフレット、浩樹は慎一郎からの個展の招待状を見ながら、夜は更けていく。

次の日、食堂で昼食を摂っている霧に話しかける浩樹。
しかしそれは、仕事のこと、食べ物のこと、テレビのこと。
霧は食堂を出て行ってしまう。

慎一郎は美術部も招待していた。
美術部からも参加できる人は参加することに、浩樹は当然引率に。
エリスは浩樹が行かないんじゃないかと思っていた。

浩樹「でも、お前も頑張ってるしな。俺も、いろんなこと吹っ切らなきゃと思ってさ」

エリス「お兄ちゃんが、いろんなことを吹っ切った時は、また、絵を描いた時だからね」

そして個展当日。
霧は花束を持って訪れていた。
浩樹率いる美術部も同じく。
エリスは赤色を使った絵を見ていた。

浩樹「良かった。あの時、あいつがコンクールに入賞した時、俺、一瞬コンクールの主催者に投書してやろうかと思った。柳慎一郎は俺の構図を盗んだって。でも、そうしなくて良かった。ここにあるのは、苦しんで自分の作品を生み出した、一人の画家の新鮮な才能だ」

浩樹「柳のやつ、すごいなぁ。俺が立ち止まってる間に、あいつは一人でずっと先へいっちまった」
霧「立ち止まってなんかないよ。先生になるんでしょ?ちゃんと自分の道を決めて、歩き出したじゃない」

そんな二人の会話する姿を見ていた慎一郎。
その夜、次の休みにでも、と霧を夕飯に誘う。
浩樹は呼ばずに。

慎一郎「僕は、霧ちゃんと二人で会いたいな」

誘われたことを紫衣に話す霧。
霧は慎一郎の方が良いんじゃないかと浩樹をけなすが、逆にそれは霧の気持ちを再確認するためだった。

霧は誘われたことを浩樹にも話す。
準備室で考え込んでいる浩樹。

可奈「それで、私、小説の印税がちょっとだけ入ったんです。だから、たまには一緒にご飯でも食べに行きますか。ご馳走しますよ」
浩樹「何だよ急に」
可奈「え~?誘ってるのに~。霧先生は柳さん、エリスちゃんはフランス。だから、可奈でどうですか、上倉先生」

可奈「何食べに行くか、考えといて下さいね」
浩樹「萩野」
可奈「何ですか?」
浩樹「ちょっと聞くけど、女の子が、わざわざ、他のやつと二人で食事に行くってことを報告するのは、もうお前には興味みが無いってことか?」
可奈「それはヤキモチを焼いて欲しいからじゃないですか?揺さぶってるんですよ。そして上倉先生の本心を引き出したい。それで、上倉先生の本心はどうですか?」
浩樹「俺の、本心・・・」

(浩樹:俺の、本心か。霧は俺なんかより、柳の方が似合う。だけど、あの夜の霧は、ホントに・・・。今の俺には、霧を抱きしめる資格はまだ無い。行くな、とは言えないよな)

資格があったら抱きしめるわけか。慎一郎との夕飯も引き止めるわけか

そして霧は慎一郎と焼き鳥屋へ。
しかし浩樹のことばかり話していた。

慎一郎「霧ちゃんの部屋で、コーヒーぐらい飲ませてもらえないのかな」
霧「え?」
慎一郎「ちょっとは、期待してたんだけど」

何の期待してんだよ!女の部屋に上がりこむなんて!

でも霧だから許す。そのままどうぞ召し上がれ

慎一郎「少しだけ、寄り道しない?」

(浩樹:前に、進まなきゃ)

慎一郎「僕は、ずっと好きだった。霧ちゃんのことが」
霧「いや、慎ちゃんやめて!」
慎一郎「謝らないよ。僕は、自分の気持ちに正直になっただけだから」

自分の気持ちに正直になったら謝らなくていいんなら、世の中の人間全てが犯罪者になりますが?

慎一郎「駄目だとは思ってたけどね。だけど、気持ちはちゃんと伝えようと思ってたんだ。霧ちゃんもはっきり伝えないと、伝わらないよ。もう一度、頑張ってみたら?」
霧「知ってたの?私が浩樹に振られたこと・・・」
慎一郎「今度は、霧ちゃんの番だよ。きっと・・・気持ちは伝わるよ。頑張って」

霧は浩樹が初めて描いた肖像画、自分の姿が映った絵を見つめていた。
次の日、浩樹を呼び出す霧。

霧「浩樹、夕方、屋上まで来てくれる?話したいことがあるの」

そして、夕方、屋上。
浩樹がドアを開けると、あの高校時代と同じままで、霧がそこにいた。

霧「慎ちゃんが、背中を押してくれたの。私の。想いは、ちゃんと伝えないと、伝わらないからって」

霧「浩樹、私、今でも、うぅん、ずっと浩樹のことが好きなの」

霧「好きなの」





高校時代と同じセッティングってどないやねん


でもま、今週ではっきりしたことが1つだけありますね。


やっぱりこれはエリスエンドです


そろそろ最終回に向けて、全てが収束しようとしています。
エリスはもう赤色をほぼ克服できているし、浩樹の絵に対する気持ちだってほぼ解決できている。
慎一郎はこれで終わりだろうし、後は霧がどうするかだけですね。



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Canvas2 ~虹色のスケッチ~ 第19話「ミルキーホワイトの一夜」

慎一郎そのまま頑張れ!

教師1年目の霧は新任研修に行くことに。
浩樹もそれに同行させられる。
5分ほどのスピーチがあるため、霧はその文章を考えていた。
文を書くのが苦手な霧は紫衣に相談しようとする。
そこに慎一郎から電話がかかってくる。
週末どうかと誘うが、ちょうど研修の日と重なってしまっていた。

会場についた霧は緊張しっぱなし。
浩樹は元気付けようとするも逆効果だった。
そこにかかってくるエリスからの電話。
しかし霧が大変だとすぐに切ってしまう。

どうでもいいけどエリス、スカートであぐらなんてかかれたらこっちが困るんですが(笑)

スピーチもなんとか無事に終わり、昼食を抜かれた浩樹は空腹を訴える。
帰りの時間まではまだ時間もあるし、霧と食事をすることに。
文を書くのを手伝ってくれた紫衣に電話する霧。
すると紫衣は泊まってこいと言う。

夜、新幹線で帰るはずだった二人。
タクシーで駅まで向かおうとするが、大混雑。
駅に着いたときは最終も出てしまっていた。
仕方なく泊まるところを探す二人。
しかし目につくところはどこも満室だった。

別に豪華なところじゃなければホテルぐらい駅の近くにいくらでもあると思いますが(怪しい意味じゃなくてね/笑)

最終的に見つけたのはとある民宿。
扉の前で問答をしていると、急に扉が開き中へと招かれる。

今どうやって扉開いた?開いた瞬間、女将さんは頭下げてたっしょ?

二人を夫婦だと思った女将さんは、二人をひとつの部屋に通す。
二人は大弁解をし、なんとか二部屋借りることに。
浩樹はそのままお風呂へ。
部屋の中が不気味な霧、そこにまた紫衣から電話がかかってくる。
続いて霧も風呂へ入ろうとする。
が、滴る水に驚いた霧は浩樹を脱衣場に待機させる。

霧「初めて、だよね。二人で温泉なんて来るの」
浩樹「ああ」
霧「また、来られるかな」
浩樹「え?」
霧「うぅん、なんでもない」

風呂から上がった二人は部屋で休む。
ふと霧と目が合った浩樹。
そのまま二人はいい感じに。
と、そこにエリスからの電話が。

明日も朝早いし、そろそろ寝ることに。
霧は紫衣に電話するもつながらなかった。
霧の悲鳴で目を覚ます浩樹。
慌てて部屋にかけつける。
霧を驚かせている元凶だと思った不気味な人形を部屋に持っていくと言う浩樹。
人形を置いて部屋に戻ってみると霧は眠ってしまっていた。
と、霧の携帯が鳴る。
起きない霧の代わりに電話に出る浩樹。
電話の相手は紫衣だった。

紫衣「気づいてるんでしょ?」
浩樹「は?」
紫衣「霧の気持ち」
浩樹「失礼ですけど、どちら様ですか?」
紫衣「あの子は、ずーっとあなたのことだけを見てきたのよ。分かってるでしょ?答えを出すのはあなただけど、霧を大事にしてあげて。あの子は、本当に真っ直ぐで一途なの。あなただけを思ってる。だから、霧を受け止めてあげてね」

霧を布団に寝かせる浩樹。
立ち上がろうとする浩樹の手を霧が握るのだった。
気づくと次の日の朝。
二人はそのまま同じ布団で眠ってしまっていた。

朝早くの新幹線で帰る二人。
浩樹は紫衣に言われたことを思い出していたのだった。






100歩譲って霧が浩樹に泣きつくところまでは許そう。
同じ布団で寝たこともまぁ許そう。


だがエリスの登場シーンが1分ほどしか無いというのはどういうことだ?

とりえあず慎ちゃんにはもっと積極的になってもらおう。
で、そのまま霧を持って帰ってください。

そうすりゃエリスの敵がいなくなるしね



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Canvas2 ~虹色のスケッチ~ 第18話「トマトレッドを撃て!」

竹内部長の鬼!

部活中、真剣に絵を描くエリス。
赤色を使おうと頑張っていた。
そんな様子を周りで見ている部員達。
麻巳はエリスの絵が完成するのを心待ちにしていた。
浩樹もまた、エリスを見守っていた。

(エリス:きっと描ける。いつか、きっと。)

美術部は文化祭でカフェをやることになっていた。
どうせやるなら本気でやりたいという麻巳。
各自、得意料理を披露することになる。

それと同時刻、霧と休憩を取っていた浩樹は寒気を感じる。
霧の所属するバスケ部はボーリング場をすることにしていた。

霧「暇だったら手伝ってくれない?あ、慎ちゃんも来るみたいだけど気にしないでいいから。」

気にするなと言うのが無理だろう

それを聞いて何かを見つめている様子の浩樹。
しかし慎一郎のことではなく、エリスのこと。

(浩樹:エリスは、俺の手を離れて、一人で歩き始めようとしてるんだ)

エリスエンドへの布石と見た

その夜、浩樹が家に帰ってくるといきなり焦げ臭い匂いが。
料理をしているエリス。
そこには得体の知れないものが。
麻巳の提案で、料理を出すこととなった美術部カフェ。
エリスは得意料理を聞かれ、オムライスと答える。
それは可奈が麻巳に推薦していたものでもあった。

なんでオムライスを作るのに爆発するんだ?

次の日。
図書室にいるエリス、可奈、朋子。
オムライスを作ることになったのを可奈にあたるエリス。
あくまでも浩樹の作ったオムライスにこだわる可奈。

朋子「鳳仙エリスオリジナルオムライスを作ればいいんじゃないの?」

朋子「もちろん、食べられるのは大前提だけど」

朋子「じゃ、頑張ってね~」

朋子ひどすぎる(爆)

その夜、浩樹と麻巳を相手にオムライスを試食させるエリス。
しかしそれはどう見ても食べられそうなものではない。

エリス「自分で作っといてなんだけど、命の保障は出来ない・・・」

どうやったら食べられるものが食べられないものになるのか

麻巳は意を決して一口食べる。
そのまま水を一気飲み。
味の方は文化祭までに練習するとして、トマトケチャップソースを使ったらどうかと言う麻巳。
でもそれは赤色。
浩樹は止めようとするが、エリスはうなづく。

夜も遅くなり、麻巳を送って行く浩樹。
麻巳はエリスが赤色を使おうとしていることに気づいていた。
もしかしたら逆に自分が絵を描く自信を無くすかもしれない、それでもエリスの描いた制限の無い絵を見てみたいという麻巳。
もちろん浩樹もエリスの描いた絵を見てみたい。
それなら邪魔をしないでと言う麻巳。

風呂から上がったエリスはリビングにいるだろう浩樹に声をかける。
しかしテレビはついているものの浩樹はそこにいなかった。
浩樹の部屋の外から、霧と電話しているのを聞くエリス。
トマトケチャップを使ったおばあちゃんのオムライスが懐かしいという浩樹。
エリスが赤を避けているために浩樹がホワイトソースのオムライスを作り続けてきたのは間違ってなかったという霧。

文化祭への準備は着々と進む。
エリスはおばあちゃんにオムライスの作り方を聞く。
浩樹も美術部を手伝っていた。
ひかりは浩樹にさぼらないようにと言うが、仕事をしているのは部員の中でも浩樹だけだった。

エリスは麻巳に言われたとおり、トマトケチャップのオムライスを作ろうと買出しに出ていた。

エリス「ケチャップを制する者は、赤い絵の具も制す」

ケチャップの前で悩むエリスだが、なんとかかごに入れ買うことが出来た。

霧は美術部に様子を見に来ていた。
浩樹がいないと分かると、麻巳を呼び出す。

ケチャップを買えたエリスは、平気だと浮かれていた。
しかし信号を渡ったとき、赤信号を無視して走ってきてトラックを避けたものの、事故のことを思い出してしまう。
さらには買ったものを落としてしまい、ケチャップが地面に散らばってしまう。
そして信号は赤へ。
色々なことが襲い、エリスはめまいを起こし動けなくなってしまう。
たまたま通りかかった菫に助けられる。

霧は麻巳にエリスに事故について説明する。
そのせいでエリスが赤色を恐れていることも。

菫は公園でエリスを落ち着かせる。
そして自分が助けてもらったように、亀のマスコットをエリスに貸してあげるという。

事情を知らずにエリスに言ってしまったことを悔やむ麻巳。


霧「事故のトラウマがあったせいで、浩樹も、エリスちゃんを全力でかばってきたの」
麻巳「鳳仙さんが、赤い色を嫌うのは何か理由があるんだと思ってましたけど。まさかそんな・・・私、上倉先生にはひどいことを」
霧「浩樹のことなら、心配いらないわ。でも、今はエリスちゃんを静かに見守るべきだと思うの。彼女が自分のペースで歩き出せるように」

そこに買い物から戻ってくるエリス。
その中にはトマトケチャップが。

そして文化祭当日。
浩樹は落ち着かない様子でカフェの前を行ったり来たりしていた。

どうでもいいけど麻巳のこの姿、家の仕事みたいに本領発揮か?(笑)

浩樹を無理やり客にし、オムライスを注文させる麻巳。
エリスは頑張ってオムライスを作る。
ケチャップを入れるときは、目を背けながら。

エリス「ご注文のオムライスです」

浩樹の前に出されたのは、おばあちゃんの作っていたオムライス。
ちゃんと中の具もおばあちゃんのものだった。
しかし味は別の話。

回想シーンのロリエリス、どうにかならないのか?お持ち帰りしたい(笑)まぁ高1の今の方が好みだけど(笑)

浩樹「一生忘れられない味・・・」
ひかり「やっぱり、まずかったんですね」
麻巳「付け焼刃じゃ、無理だったようね」
菫「どうします?」
朋子「一応胃薬持ってきたけど、やっぱやめとく?」
可奈「私も命は惜しいし」

エリス「材料30食分用意したの。オムライス、食べてってくれるでしょ?次は、もっと美味しいの作るから♪」
菫「鳳仙さん、陰ながら応援してますから」
可奈「せいぜい精進して」
朋子「うんうん」

エリス「ご一緒に、オムライスいかがですか?」
慎一郎「いや、まだお腹すいてないんだよ」
エリス「じゃあ・・・」
霧「ごめんね。朝ごはん食べすぎちゃって、ちょっと無理みたい・・・かな」

エリス「えぇ~?せっかく練習したのに~」

黙ったまま、エリスの作ったオムライスを見つめる浩樹。
そんな様子を見ている慎一郎、霧。

エリス「お兄ちゃん、お替りしてよぉ」
浩樹「あ、あはははは・・・」

エリス「オムライス、誰かいかがですか~?」





ちょ、みんなひどすぎ(爆)

そりゃオムライスを作る練習してたらちょっと爆発してしまうけどさ。


それにしても、先週からエリスエンドへの布石が多いと思うのは私だけでしょうか。
次週は浩樹と霧とのお泊りですが、それでもエリスエンドだと思えてしまうのは何故でしょう。
今週の霧のセリフも、浩樹を想いつつエリスのことも考えてる感じでしたし。

このままエリスエンドへ突っ走ってください



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Canvas2 ~虹色のスケッチ~ 第17話「チェリーピンクを届けたい」

エリスエンドへの布石の回だったと信じたい


撫子学園で4月から教師として働くこととなった浩樹。
皮肉交じりに応援するほかの先生達。
しかし霧は浮かない顔をしていた。

エリス、可奈、朋子、菫が集まって会話をしていた。

菫「え~っ!?上倉先生が?」
可奈「しーっ!まだ極秘情報なんだってばぁ。」

じゃあ可奈はその情報をどこから入手したんですか?

エリス「そっか・・・決めたんだ、お兄ちゃん・・・」

浩樹には内緒で、みんなでお祝いすることに。
みんなでケーキを作ることを提案する菫。
しかし4人ともケーキを作ったことが無かった。
とりあえず本番前に練習することに。

エリスと朋子は一緒に下校。
エリスにアドバイスをする朋子。
浩樹が絵の道から離れていくことを気にしているエリス。
朋子はそれを感じ取っていた。
そして浩樹が教師になれば、本当に教師と生徒と言う立場になってしまう。

朋子「エリスちゃんがいる限り、先生も絵の道をリタイアしたことになんないでしょ?」

家に戻ったエリスは教師になる浩樹へのプレゼントを考えていた。

菫の家での練習会。
ケーキを作るはずが色々と失敗。
皿を割ってしまう事態にまで発展。

とりあえずエリスの料理の腕が気になる(爆)

家に戻ったエリスは、リビングで何かをしている浩樹を見る。
自分が賞を取った絵が返ってきているという。
浩樹は飾ろうと言うが、エリスは嫌がる。
留学のことを言われたエリスは部屋に戻ってしまう。
自分の絵を見て成長したと言ってくれた浩樹のため、エリスは絵をプレゼントすることにする。

自分と浩樹の写った写真を見るエリス。
自分の中の浩樹像を思い浮かべる。
そのままキャンバスに筆を走らせるエリス。

4人で話していると、麻巳とひかりが話を聞いてくる。
浩樹のお祝いだと分かると、麻巳はとてもやる気になる。

麻巳「鳳仙さん、おうちのリビングは何畳ぐらいあるの?」
エリス「な、何畳って・・・10畳ぐらいかなぁ・・・」

2人暮らしにしては広すぎます

早速美術部全員を巻き込んで準備に取り掛かることに。
ひかりは監視役、浩樹が来ると急いで片付けるのだった。

そして各自準備に取り掛かる。
エリスは浩樹へのプレゼントの絵を描いていた。

エリス「なんか足りない・・・」

ふと絵の具を見ると、使われていない綺麗なままの赤色の絵の具が目立つ。
それはエリスが今まで避け続けてきた赤。
浩樹に赤を使ってみればどうだとアドバイスされたことのあるエリスは赤色の絵の具に手を伸ばす。

携帯で電話をしている霧。
誰かと待ち合わせの連絡らしい。
その横を通るエリスたち。
今日は浩樹のお祝いだと言う可奈。
しかし今日は用事があるという霧。
用事が終わったら行くという。

公務員試験に落ちた浩樹。
しかし紗綾は教師をして受け入れる気持ちは変わらないという。

紗綾「上倉先生は、撫子に必要なんです。」

だから紗綾は何故そこまで浩樹に肩入れするのかと

そしてその日の部活
ひかり以外の部員は仮病で休み。
しかしひかりは自分ひとりでも部活をしてほしいという。

霧は慎一郎と食事をしていた。
慎一郎はまだ浩樹のことを気にしていた。
そして自分の絵のことも。

慎一郎「霧ちゃんみたいな人が、隣にいてくれたら・・・自信を、持てるようになるかもしれないな・・・」

頑張れ慎ちゃん!霧はお前に任せた!

だから浩樹とエリスには手を出すな

そろそろ場所を変えようかと言う慎一郎。
しかし霧はそこで断ってしまう。

遅くなってきたし部活を終わろうという浩樹。
しかし迫真の演技を続け浩樹を騙すひかり。

ひかり「いや!先生帰るだなんて!」
浩樹「待てーっ!!田丸、落ち着け!!」

浩樹の慌てぶりが面白い(笑)

が、時計を見てそろそろ良い時間だと分かったひかりは演技を終え、浩樹を家へと連れて行く。
家のドアを開けるといきなりクラッカーが。
そして部員や可奈達による浩樹のお祝いが始まる。
霧も途中から参加する。
エリスはやり残したことがある、と参加しなかった。

可奈&朋子「はなーのたねーをーうえーるよにー」

もちろんこの可奈&朋子Ver.のプラスチックスマイルって発売されますよね?

とりあえず朋子可愛いよ朋子

って言うかここマンションだろ?カラオケっていいのか?(爆)

って言うか部員何人いると思ってんだよ。10畳の中にそんなに人は入らねーよ(爆)

生徒達に扱われる浩樹を見て、全然変わってないと思う霧。
そしてパーティも終了。
片づけまでしていく部員達。
部屋に戻った浩樹は教師と言う仕事が自分にあっているのかもしれないと考える。

気づくとエリスがいない。
部屋に向かうとドアが開きエリスが出てくる。

エリス「どうかな、お兄ちゃん。就任のお祝い」

エリスは自分の描いた絵を浩樹にプレゼントする。
キャンバスには浩樹が描かれていた。
絵の具が入ったというエリスは洗いに行くという。
浩樹はエリスの部屋に入り、パレットを見てしまう。
なんとそこには、赤色の絵の具が出されていた。

(浩樹:あいつ赤を・・・赤を使おうとしたのか・・・)





浩樹が教師になるのってエリスエンドへの布石ですよね?

もしも原作どおりならこのまま・・・
そろそろ終盤に近づいて、エリスのパリ留学の話も再燃してきました。
アニメオリジナルだと言っても、このまま原作どおりの話を続けて欲しいです。




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Canvas2 ~虹色のスケッチ~ 第16話「薄紫のオールナイトロング」

作風が某映画と似ていたことはつっこまないでおこう

可奈に電話をかける紫衣。
しかし留守番電話になっていた。

可奈「もしも~し、これは留守番電話だよ!メッセージ、絶対入れてね?3、2、1、はい!」

キャンバスに向かっているエリス。
浩樹に声をかけられても気づかないぐらいに集中していた。
そこにインターホンが鳴る。
開けてみるとそこには可奈が。

可奈「あたし、どうしても先生に会いたくて・・・」

何この勘違いしそうなセリフは

と言うか住所知ってたのか?

可奈は勝手に家に上がりこむ。
明日締め切りの小説が全然書けていないと言う。
昨日から寝ずに考えているがまったく浮かんでこない。

まさか昨日まで考えてなかったのか?

今度の作品は日記風にしようと考えている可奈。
しかしそれだと恋愛描写を増やすことになる。
経験の無い可奈は困り果ててしまう。
浩樹やエリスをよそに、可奈はここに泊まりこむらしい。
明日の朝までに仕上げなければ大変なことになる。
可奈が言うには紫衣は鬼編集者らしい。
と、そのまま眠ってしまう可奈。

エリス「お兄ちゃん、あたし達で、お話考えよう!」

紫衣は霧を呼び出して昼間からやけ酒を飲んでいた。
そのまま泣き上戸になりながら愚痴をこぼす紫衣。
そんな紫衣が昔と変わらないという霧。
いつも人の心配をしている紫衣。
自分が浩樹のことで悩んでいたときも心配してくれた。
と、紫衣がトイレに立つと麻巳たちが声をかけてくる。
朋子、麻巳、ひかり、菫。
エリスからの緊急連絡網が回ってきたと言う。
可奈の小説が終わらなくて大変だと言う。

と言うか連絡網って

浩樹の家に集まる一同。
可奈は眠ってしまっている状態、非常事態なため素人でも関係なし。

二人暮らしにしてはこの家広すぎないか?

最終的には可奈が書くことになるが、そのためのヒントを出していこうと言う浩樹。
一人一文節で話の中心を決めることに。

エリス「吹雪の夜」
麻巳「小さな山小屋で」
菫「スキーに来た先輩と」
ひかり「女子高生が」

朋子「凍えて死んだ」

殺すのかよ!(笑)

エリス「100年前の今日」
麻巳「夜景の綺麗な港の公園で」
菫「お弁当を持って遊びに来た羊飼いと」
ひかり「連邦秘密捜査官が」

朋子「迷子になって死んだ」

また死んでる(笑)

浩樹「三咲と田丸、一応ラブストーリーなんだからな。羊飼いとか連邦捜査官とか、出にくいんじゃないかな?」

人が死ぬのはいいのかよ(笑)

霧は酔った紫衣を自分の家まで送っていた。

エリス「さわやかな月曜日の朝」
麻巳「どこまでも続く緑の草原で」
菫「お兄さんと」
ひかり「妹が」

朋子「互いの名を叫びながら死んだ」

やっぱり死ぬのか・・・(笑)

エリス「朋子ちゃん、何でいっつも死んじゃうの?」
菫「ハッピーエンドにはならないのかしら」
朋子「そこがいいんじゃん。泣けるから。」

ラブストーリーとしては、兄と妹と言う部分が無理があるという。

朋子「従兄妹の二人が、互いの名を叫びながら死んだ。」

エリス「そんなの、絶対ダメー!!」

朋子は確信犯か?

酔ったままでも紫衣は相変わらず自分の心配をしてくれる。
霧は浩樹に会いに行こうか迷ったときにとった飛行機のチケットを見つめていた。

目覚める可奈。
そこには眠っているエリスたちが。

可奈「何これ!?何でみんないるの!?」
浩樹「みんなでお前の小説、手伝おうって頑張ってたんだけどな。結局、役に立ちそうなアイデアは全然出なかった。」

可奈はみんなの優しさを思い知ることに。

可奈「やっぱり愛って素晴らしいよね!私すっごく書きたくなってきた!」
浩樹「まだ6時間あるぞ」

もう6時間しかないの間違いでは?

浩樹の声も聞こえないぐらい集中して書き始める可奈。
なんとか締め切り直前に完成する。
ベランダで休んでいる可奈。

浩樹「まぁ無事書きあがってよかったよ。」
可奈「可奈すっごく頑張ったでしょ?」
浩樹「おぉ頑張った。」
可奈「じゃあご褒美」

そのまま口を近づける二人。
エリスに見つかって枕を投げつけられる浩樹。

朝、眠たそうな顔で登校する一行。
校門のところには紫衣がいた。
紫衣は可奈の作品を褒め、次も期待していると言う。
紫衣が去った後、霧に挨拶をするみんな。
それを聞いた紫衣はただ驚くのだった。


ちょっとだけ可奈が可愛いと思ってしまった

とりあえず朋子のセンスが最高(笑)
朋子的にはラブストーリーでは人が死ぬことになるのか?

それにしても浩樹の公私混同はいいのか?
教師が一生徒と仲良くなることは許されないんですけどね。

それが無くなったらまったく面白くなくなるんで(爆)

基本的にルールって破るためにあるんですよね?


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Canvas2 ~虹色のスケッチ~ 第15話「藍色のプレッシャー」

浩樹は美術教師は俺に任せて画家の道に進むのが良いと思うよ
エリスや霧だけじゃなく紗綾にまでフラグを立てにかかるとは許せんな


今日の朝食はカルシウムたっぷりの卵の殻入りオムレツ。
が、途中で卵を切らしてしまう。
代わりに自分が担当すると言うエリス。
結局レストランで食事をすることに。
イライラするのはお兄ちゃんらしくない、ボーッとしてるのがお兄ちゃんらしいと言うエリス。
一緒に学校へ行く二人。
途中で猛スピードで走る車に抜かされてしまう。
あぁいう走りをする人は普段は結構おとなしいと言うエリス。

校内へ入ると朋子が声をかけてくる。
部屋の模様替えをしたからうちに寄っていかないかと。
おかげで今日の夕飯は一人になる浩樹。

エリス「さらにラブリーになってわけ?」
朋子「見てのお楽しみ。」

で、もちろん朋子の部屋公開はあるんですよね?

浩樹は校庭で走っている霧を見つける。
顔を洗う霧にタオルを取ってあげる。
霧が走る時は何か悩んでいることがある時。
霧は自分が浩樹を絵のことで責めてしまったことを悩んでいた。
しかし浩樹は霧や慎一郎のせいで絵を描かなくなった訳じゃないという。

紗綾に呼ばれている浩樹は理事長室へ。
明日は来年度の特待生の選考会があるから美術コースについて推薦があれば推して欲しいという。
そして来年も慎一郎に特別講師として来てもらおうと考えていると言う紗綾。
それを聞いて紗綾八つ当たりしてしまう浩樹。
ふと我に返り謝る浩樹。

1.何故美術教師ではなく教師見習いの浩樹に頼むのか
2.何故浩樹は教師見習いの立場で理事長代理の紗綾にあれほど物が言えるのか

普通に考えたらクビになるぞ?
私立だし。

部活の時間もボーッとしている浩樹。
ひかりの声が耳に入らないほどだった。

エリス「確かに私、ボーッとしてるのがお兄ちゃんらしいって言ったけど、ボーッとしすぎ。」

麻巳「最初はあなたのこと、お兄ちゃんお兄ちゃんって言ってるだけの甘ったれだと思ってたけど」

思われてたのか・・・

学校帰りの浩樹。
そこに朝の猛スピードで走る車が。
運転していたのは紗綾だった。

いろんな意味ですごいな紗綾・・・
しかもオープンカーって


朝のことを謝りたいという紗綾。
今夜は一人で食事なためレストランで下ろしてほしいという浩樹。
すると紗綾は浩樹を別の場所に連れて行く。
連れてこられたのは何とも高そうなレストラン。
普段から来ているという紗綾。
ワインを勧められる紗綾だが、今日は車を運転するからと断る。
帰りは自分が運転するから、と紗綾にワインを勧める浩樹。
お酒のせいで、駐車場で足下がふらつく紗綾。
浩樹に助けられる。

どうでも良いけど紗綾役って猪口有佳さんなんだよなぁ・・・
いや、ここは木村あやかさんと言うべきか
・・・まぁつまり、こういうシーンならそういうことだ


帰りは浩樹の運転。
自宅の場所を聞くが紗綾は寝てしまっていた。
思わず寝顔に見とれる浩樹。

見とれるのは構わんがちゃんと前を向いて運転してくれ
紗綾も浩樹も運転が危なすぎる

紗綾を自宅まで送り、歩いて帰る浩樹。
紗綾はそんな後ろ姿を見て笑顔になるのだった。

だからフラグ立てにかかるなよ

次の日、浩樹は霧と夕べのことを話していた。
それを聞いた霧もエリスも何故か言葉が強い。
自分も今日は豪華ランチだというエリス。

エリス「お兄ちゃんだけずるい」
朋子「また、子供みたいなことして」

やべ、二人とも可愛すぎる

もちろんエリスと朋子のことね?
霧は別にどうでもいい

浩樹「お前が大人の女になったら、レストランだって何だって連れて行ってやるよ。」

じゃあホテr(ry

昨日の態度を見て疲れている様子だったという浩樹。
あの若さで学園を仕切って、他の教師の中には快く思わない人もいるという霧。
だから放課後にはストレス解消をしていると。
それを聞いた浩樹は見に行くことに。
紗綾は薙刀部の顧問だった。
もうすぐ会議の時間だと言うことも忘れ、没頭していた紗綾。

特待生選考会議。
紗綾は例年までの5名から10名に枠を増やそうと提案する。
しかし教頭を始め紗綾を好まない教師達から反論が起こる。
そんな中、浩樹と霧は紗綾の味方をし、説得する。
そして紗綾の提案が通ることに。

その日の夜は宴会。
霧にかっこよかったと言われる浩樹。
浩樹が席を離れると、紗綾が妹であり理事長である藍と電話をしていた。

って藍の声は神田さんかよ
神田さんの性格とあわないような


紗綾「あの、さっきはありがとうございました。・・・嬉しかったです。」

これはもう完全に浩樹に落ちてるな

紗綾は嫌がることもせず、居酒屋にもつきあいカラオケにも参加するのだった。
浩樹と霧は途中で帰ることに。
家に戻った浩樹はエリスに水を要求する。
コップを渡そうとした時、自分の手と浩樹の手が触れてしまい赤くなるエリス。

浩樹「俺より大人じゃん。」

そりゃ最近の若い子はあんなことやそんなことを早いうちからやってるしねぇ。

ま、俺のエリスはそんな子じゃないんだけど

次の日も薙刀部を覗きに行く浩樹。
それを見て自分も美術部に顔を出しに行こうとするのだった。

・・・浩樹、ただのストーカーじゃね?



問題。
何故浩樹はここまでモテるのですか

答え。
エロゲの主人公だから


あれだ、うん。
浩樹には霧も紗綾も可奈もあげるからさ。
俺にエリスと朋子を渡してくれればそれでいいよ

普段はおとなしそうにしてるのに猛スピードで走ったり薙刀振り回してる紗綾はすごいな。
せめて学園内にいるときぐらいは理事長代理じゃなくて理事長と呼べばいいのに。
理事長代理って連呼するのに長すぎる。
とりあえず美術教師見習いの浩樹に何故あそこまで肩入れするのかが分からん。

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